大学案内

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「水と大地2023」

2024年2月8日(木)、一般社団法人計画?交通研究会が本学との共催で、管清工業株式会社?日本工営株式会社?メタウォーター株式会社?国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所および相模川水系広域ダム管理事務所の協力を得て、留学生セミナー「水と大地2023」を開催しました。本セミナーは、治水、利水、環境という水管理の基本を我が国がどのように推進してきたかを、現地の見学と解説を通じて留学生に理解してもらうものです。3回目となる「水と大地」は、初めての日帰りバスツアーで、留学生20名、日本人6名、引率13名が参加しました。

 

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【鶴見川流域センター】

 

 

午前9時過ぎ、鶴見川流域センターの屋上で京浜河川事務所による鶴見川多目的遊水地の解説を聞いた後、同会議室で日本工営株式会社による日本の水行政および流域水マネジメントにおける建設コンサルタントの役割についての講義を聞き、しばらく意見交換を行いました。次に、12時前には川井浄水場セラロッカの施設を訪れ、メタウォーター株式会社のセラミック膜処理技術について学びました。 

 

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【厚木の杜環境リサーチセンター】

 

 

その後、車内で昼食を取りつつ14時前に管清工業厚木の杜環境リサーチセンターへ移動し、長谷川社長をはじめ社員の皆様から説明を受けた後、伝統的な技術から最先端技術まで、下水道のメンテナンス技術の発展に触れました。


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【宮ヶ瀬ダム】

 

 

最後は16時前に宮ヶ瀬ダムを訪れ、水とエネルギー館で相模川水系広域ダム管理事務所より説明を受けた後、班に分かれて堤体内をじっくりと観察して周り、新宿駅18時半解散という濃密なツアーとなりました。

参加者からは、初めて知ること見るものの連続で大変刺激的で勉強になったとの感想が寄せられました。日本人の参加者にとっても河川と上下水道を一体として学ぶ機会はこれまでにほとんどなかったように思います。我が国がどのように水管理を推進してきたかを、現地見学と専門家の解説で学べる良いパッケージができたので、今後も様々な対象に対し同様のツアーでできればと思っています。

 

 

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