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2025.6. 4

オーストラリア国立大学?国家安全保障カレッジ研修を実施

 政策研究大学院大学(GRIPS)は、オーストラリア国立大学(Australian National University)の国家安全保障カレッジ(National Security College: NSC)の要請を受け、2025年6月2日から6月4日までの3日間、「Leading in Complexity: National Security Senior Executive Development Program Japan Module」を実施しました。本学は2017年よりNSCと連携協定を締結しており、今回6度目となる訪日研修にはオーストラリア政府の中央省庁幹部職員24名と、NSC教職員3名の合計27名が参加しました。

研修は、道下徳成 本学理事?副学長をはじめ、(以下講義順)寺澤達也 一般財団法人日本エネルギー経済研究所理事長、阿古智子 東京大学教授、鈴木一人 東京大学教授、兼原信克 公益財団法人笹川平和財団常務理事、の各氏より、「日本の国家防衛戦略」、「日本のエネルギー転換戦略」、「中国による影響力行使と日本の対応」、「日本の宇宙技術戦略」、「不安定な国際情勢下における日本」について講義を頂きました。各講義共に質疑応答の時間を長く取り、それぞれ大変活発なセッションとなりました。

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             <道下徳成 本学理事?副学長によるセッション>


プログラム2日目には衆議院第一議員会館を訪問し、長島昭久 内閣総理大臣補佐官?衆議院議員と、安全保障政策の立案に関して意見交換を行いました。ここでも研修団から多くの質問が積極的に発せられ、終了間際まで質疑応答にご対応頂き、限られた時間でしたが充実した訪問となりました。

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<長島昭久 内閣総理大臣補佐官?衆議院議員との意見交換>


続いて国会議事堂へ移動し、英語ガイドによるツアーに参加。研修団は日本の政治に関する知識を得ただけでなく、歴史的建造物としての国会議事堂の価値?存在感に対しても、強く印象を受けたものと見られました。

プログラム最終日は、午前中2回の講義を行った後、午後から道下教授によるフォローアップと総括が行われ、3日間の研修が終了いたしました。

プログラム全体を通して、研修団メンバー全員がそれぞれの実務経験に基づき、講師と活発な意見交換を行った研修となりました。今後も本学に於ける研修プログラムが、オーストラリアと日本の友好関係の一助となることを期待します。

<GRIPSにて集合写真>

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