研修事業
2024.11.29
韓国若手幹部候補公務員研修を実施
政策研究大学院大学(GRIPS)は、韓国の人事革新処 Ministry of Personnel Management(MPM)からの要請を受け、2024年11月25日から29日までの5日間「Training Program on Public Management and Leadership for MPM Korea」を実施いたしました。研修にはMPM職員2名を含む韓国政府機関の若手幹部候補公務員16名が参加しました。
研修では、「組織改革」「サイバーセキュリティ」「EBPM(エビデンス?ベースド?ポリシー?メイキング)」「気候変動」「リーダーシップ」をテーマに、本学副学長?グローバルリーダー育成センター所長の高田寛文教授、(以下講義順)本学の宮本大輔教授、横山直教授、髙橋一彰教授、立教大学経営学部長の西原文乃准教授による講義を行いました。
<研修団団長によるご挨拶>
また、講義テーマに関連しデジタル庁および環境省への訪問を行い、日本におけるデジタル化および脱炭素政策の現状と今後の取組みについてご説明頂きました。質疑応答では研修団からだけでなく、デジタル庁?環境省のご担当者様からも韓国の現状について様々な質問が発せられ、内容の濃い訪問となりました。
<デジタル庁にてグループ写真>
<環境省にてグループ写真>
その他にも、2日間にわたりGRIPS留学生、GRIPS日本人学生とのグループディスカッション?セッションの時間を設け、「行政におけるDX」「少子化と人口問題」についてグループ毎に積極的な議論を交わしました。最後に各グループの発表を通し全体での意見交換がなされましたが、もっと時間が欲しいとの声も聞かれ、大変活発なセッションとなりました。
<グループディスカッション?セッション>
最終日には、本研修プログラムディレクターである高田寛文教授によるフォローアップと総括、そして修了証書の授与が行われ、5日間の研修が終了いたしました。プログラム全体を通して、テーマに関連した実践的な知識を理解?吸収しようという、非常に積極的な姿勢が目立った研修となりました。
<修了式後 本学玄関にて>