政策研究大学院大学は11月9日、スリランカのペラデニア大学スリランカ日本研究センター（SLJSC）との共催で、外務省受託事業の一環としてオンライン講座を実施しました。本講座には、スリランカの専門家や学生約75名が参加しました。

冒頭で、在スリランカ日本国大使館の水越英明大使が、本講座開催にあたりご挨拶されました。続いて、本学の粗信仁特任教授が、"Post COVID-19 Food Crisis and Dialogue for Development" をテーマに、世界の食料価格の動向、日本およびスリランカの食料事情と課題などについて講義を行いました。また、ペラデニア大学のBuddhi Marambe教授が、"Food Crisis in Sri Lanka-The Way Out" をテーマに、スリランカにおける食料危機について発表しました。本講座のモデレーターは、スリランカ日本研究センターのC.N.R.A. Alles所長が務めました。

ディスカッションセッションでは、スリランカが抱える問題の解決策について、日本の例も挙げながら、活発な意見交換が行われました。