研修事業
2022.7.19
フィリピン上院?下院事務局幹部候補職員向けにオンライン研修を実施
本学では2022年7月4日~8日の5日間、フィリピン上院?下院事務局幹部候補職員を対象とした立法制度?リーダーシップに関する研修(CBILLS研修)をオンラインで実施しました。
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同研修はフィリピン開発アカデミー(DAP)からの要請で2018年度から毎年実施しており、今年はCOVID-19の感染状況を考慮して3回目のオンラインでの実施となりました。日本の公的部門におけるリーダーシップのあり方や立法過程?国会?行政府の仕組みを学び、フィリピンの事例と比較して、今後の業務に役立てることを目的としています。上院?下院事務局の幹部候補職員39名とDAP職員6名の計45名が参加しました。
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本研修では、「EBPM(エビデンス?ベースド?ポリシー?メイキング)」、「国会と法律制定」、「公的部門におけるリーダーシップ」、「データサイエンスと政策」、「情報共有の実践と効果的なコミュニケーション戦略」などについて、本学の仁林健教授、増山幹高教授、高田寛文教授、土谷隆教授に加え、岡本全勝氏(市町村アカデミー学長、元復興庁事務次官)、西原文乃准教授(立教大学)を講師にお招きし、講義をして頂きました。
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日本の衆議院事務局職員との意見交換会も行われました。立法手続きや一般市民への情報提供等を中心に、お互いの国の制度について学び、意見交換を行いました。
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最終日には、プログラム?ディレクターの横道清孝特別教授?グローバルリーダー育成センター所長のファシリテーションのもと、グループに分かれて研修で学んだことの振り返りを行いました。
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