研修事業
2018.11.28
マレーシア政府行政官、州政府、大学幹部職員を対象に組織文化の研修を実施しました
政策研究大学院大学では、マレーシア国立科学大学の行政改革?生産性センター(PIPPA)から要請を受けて、マレーシア連邦政府、州政府、大学の幹部職員等、選抜されたメンバー11名を対象に、組織文化の研修を実施しました。この研修は、PIPPAが実施する連邦政府?州政府?地方議員等に対する海外研修のひとつと位置付けられており、本学は過去の研修事業が評価されて日本でのパートナーとして選ばれ、昨年に続き今回で二度目の実施となりました。
講義では、研修責任者の堀江教授(GRIPS名誉教授、グローバルリーダー育成センター所長)、立教大学西原助教授から、日本の政府機関?地方自治体?企業の組織文化に関する講義を行い、総務省の職場を訪問させて頂きました。
総務省では、実際に行われた革新的なオフィスイノベーションの取り組みの実例について話を伺い活発な意見交換を行いました。同省では改革前の従来型のオフィスと新たにフリーアドレス制等が取り入れられたいろいろなオフィスを見学させていただき、伝統的な組織文化と異なるオフィスにおける職場の環境や働き方を垣間見ることが出来ました。
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最終日のラップアップでは、各研修生が3日間で学んだ事と帰国後に職場で導入したいこと、日本とマレーシアの違い、など様々な気づきを報告し、修了証が授与され、研修を終了しました。