研修事業
2016.8. 1
タイ王国政府課長クラス幹部公務員研修を実施
政策研究大学院大学はタイ王国政府人事委員会(OCSC)の要請を受け、平成28年6月中旬から7月初旬にかけて、3日間の「21世紀におけるリー ダーシップ開発?マネジメント研修」を3回実施しました。タイ政府各省庁等の課長クラス幹部公務員157人及び人事委員会事務局(OCSC)職員18人が 3回に分かれて来日。合計175人がこの研修を受講しました。
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それぞれの研修プログラムでは、研修責任者の堀江特別教授 (グローバルリーダー育成センター所長)が「Leadership for the 21st Century」と「Ensuring the Trust in the Government」をテーマに講義を行い、研修生からはリーダーの在り方、日本とタイの違い、Trustの重要性など、沢山の質問や意見が出され、講 義を通して公務員としてのモチベーションが高まった様子が伺えました。
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学外では、東京都議会、国会議事堂(参議院?衆議 院)を見学したほか、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路を訪問し、洪水の対策設備についてお話を伺いました。参議院では参議院事務局に勤務する GRIPS日本人修了生が、放水路では国土交通省関東地方整備局の江戸川河川事務所の方々が特別に随行してくださり、研修生から出された多くの質問に、ひ とつひとつご丁寧に対応して頂きました。
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研修最終日は、堀江特別教授によるFollow-up講義と、研修生の意見をまとめるWrap-upセッションを行い、研修生全員に修了証を授与しました。
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