政策研究大学院大学では、タイ王国政府人事委員会（OCSC）の要請により、平成28年5月23日から6月3日までの12日間、PMLTP（Public Management and Leadership Training Program）研修プログラムを実施しました。本研修は、2007年に始まって以来毎年実施しており、10回目の実施となる今年は、タイ政府から選抜された若手幹部候補公務員12名が来日しました。

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研修プログラムでは、研修責任者の堀江正弘教授（本学特別教授、グローバルリーダー育成センター所長）をはじめ、（以下講義順）原洋之介アカデミックフェロー、増山幹高副学長、井川博教授、渡邉泰之准教授、大田弘子教授、星田淳也GRIPS特任准教授、有本建男教授、森地茂アカデミックフェローのほか、安藤尚一氏（元GRIPS教授）による講義等を通じて、日本の行政制度?運営と行政改革、中所得国の罠、日本の選挙制度と党派政治、地方行財政と行政制度、地方分権と改革、政策過程論、公務員制度と人事管理、日本の経済と経済財政政策、都市交通政策、科学技術政策、少子高齢化と社会保障、リーダーのあり方、防災対策と管理等、幅広く学びました。

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中央省庁幹部職員や民間企業の職員、本学の学生（外国人及び日本人の公務員）を交えたリーダーシップに関するワークショップも2日間にわたり実施しました。堀江特別教授、高田寛文教授、渡邉准教授がモデレーターとなって、討論?交流会を行うとともに、今後に向けたネットワークを築きました。

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東京では、経済産業省、国会（衆議院）、環境省を訪問しました。経産省では、日本の産業政策やエネルギー政策について、環境省では、日本の水質汚染?大気汚染政策や地球温暖化対策について学びました。

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地方研修旅行では、奈良県?京都府?京都市を訪問し、奈良県松谷副知事、京都府山下副知事、京都市藤田副市長を表敬するとともに、奈良?京都の観光政策について学びました。現地の企業視察では、京都の中でも先端的企業であるオムロン株式会社も訪問しました。

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最後に、各研修生がリーダーシップについてショート?ペーパーを作成、発表をしてこの研修を修了しました。　

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