研修事業
2010.3. 8
ベトナム政府?党幹部研修を実施
政策研究大学院大学(GRIPS)では、ベトナム共産党中央委員会の決定に基づいて
ベトナム政府?党の研修を担当しているMonitoring Office of Program 165からの要請を受けて
2010年3月8日から3月12日までの5日(7日来日、14日帰国)、「ベトナム政府?党幹部研修」を実施しました。
この研修は、中央政府各省の次官、局長や共産党中央の幹部ポストの経験者等で現在地方(Province)における
政府、党の最高幹部ポスト〈副書記長、人民委員会委員長等〉に在職の者20人余(団長は前計画?投資省次官で現在Ninh Thuan Provinceの党副書記、Province委員長)を対象とするもので、
これだけ多くの機関、地方の最高幹部が日本で同時に研修を受けるのは初めてということです。
研修プログラムはディレクターの堀江正弘教授が企画し、堀江教授による?行政の管理①~④?、
?公務員の管理①~③?の講義、大来洋一教授による?経済の管理①、②?の講義のほか、
また、原口一博総務大臣、福井良次総務審議官への表敬訪問、大田区産業振興協会、林総事株式会社、国会、総務省コンピューター施設等の訪問、見学等により、
日本の政治、行政、経済、産業などについての理解を深めました。
また、最終日には、研修全体のまとめと補足の質疑応答?討論が行なわれ、続く修了式において全員に修了証が授与されました。
その後、本学在学中のベトナム人留学生や関係教授を交えて昼食会、意見交換会が持たれ、すべての日程を終了しました。
今回の研修は初めて実施された研修ですが、研修後のアンケート調査では、研修生から高い評価を得ました。
講義風景 国会議事堂前
総務省原口大臣表敬 総務省福井総務審議官
大田区産業振興協会 林総事株式会社
二重橋前 総務省コンピュータ施設
ランチミーティング 集合写真