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2017.08.05 教育
開学20周年記念GRIPS必博娱乐 in Thailandを開催しました
GRIPS創立20周年記念、タイ国必博娱乐が開催されました。
このたび、GRIPS開学20周年を祝し、去る2017年8月5日タイ?バンコク市内のチュラロンコーン大学政治科学部及びディシュタニホテルにてGRIPS必博娱乐を開催いたしました。本必博娱乐は、タイの修了生グループが中心となり企画?運営が進められ、大学側からも田中明彦学長、横道清孝理事?副学長、増山幹高理事?副学長、堀江正弘教授、高田寛文教授、インタラカムナード?パタラポン教授、大学運営局からも2名が参加しました。全体では約80名以上の多数の参加があり、盛況の必博娱乐となりました。
同日午後13時開会の必博娱乐プログラムでは、冒頭、田中明彦学長からの開会挨拶、続いて、在タイ日本国大使館 福島次席公使からの来賓挨拶がありました。その後、GRIPSの前身である埼玉大学政策科学研究科国際プログラム(GSPS)国際プログラム第一期生であるウッティサン?タンチャイ博士、キング?プラジャディポック?インスティテュート(KPI)事務総長により、これまでの自身の公共政策研究とタイ国での公共政策の歴史的取組みを振り返る内容の基調講演がありました。
続いて、基調講演を受けて、「大学院教育を通じたタイと日本の国際協力」をテーマとしたパネル?ディスカッションが展開されました。パネル?ディスカッションでは、修了生でもあるブラハ大学、ワイポット博士を進行役として、堀江教授及びサムリット博士(ブラハ大学)、クリスト博士(タイ銀行)、ピンチャノーク商務省貿易戦略政策室事務局長の3名の修了生パネラーから、日本?埼玉大学?GRIPSでの留学経験がその後のキャリアパスに大きな影響を受け、仕事や自身の成長の糧となったことが紹介されました。3名の修了生の報告を受け、堀江教授からは、修了生にとっての日本留学の意義、日本とタイの国情に応じたバランス感覚をもった政策形成、政策展開の重要性、また自身の独自視点を持つことの重要性が指摘されました。
最後に、最近のタイ?日本間の産業振興政策、経済政策、公共政策分野に関連した以下3件の学術研究発表があり、会場参加者からも、大きな関心が寄せられました。
- Industrial upgrading and innovation in Thai automotive, electronics and food industries. By Prof. Dr. Patarapong Intarakumnerd, GRIPS
- Compliance with Anti-Money Laundering Regime in the Banking Sector: Malaysia, Japan and Thailand. By Ms. Supranee Satitchaicharoen, Anti-Money Laundering office
- Essays on Public Policy and Population Aging in Development Economics. By Dr. Tanyasorn Ekapirak, Bank of Thailand
同日18:00からは、会場をディシュタニホテルに移し,必博娱乐レセプションが開催されました。冒頭、田中明彦学長からの開会挨拶があり、続いて、GRIPS客員教授でもあるタノン?ビダヤ、タイ国元財務大臣からの来賓挨拶、乾杯発声によりレセプションが開会されました。
レセプションでは、各修了生が本学教職員と共に留学時の思い出や現在の仕事での活動状況について和やかに語り合う場面が見られ、埼玉大学時代の諸先輩から最近のGRIPS修了生まで、世代を超えた交流がテーブルで確認できました。更に、懐かしい写真コンテストや歌、交流ゲームなどの催しものも用意され、レセプション会場は大きな盛り上がりとなりました。
最後に、今後のタイ国GRIPS必博娱乐の組織的活動のために、タイ国必博娱乐会長には、Prof. Dr. Woothisarn Tanchai氏, Secretary General, King Prajadhipok's Institute (KPI) が指名されたことを、ここにご報告いたします。