イベント案内
2016.07.25(月) 開催
第127回 GRIPSフォーラム『世界を揺るがす三つの地殻変動~変化の尖兵としての日本~』
2016年7月25日(月)第127回GRIPSフォーラムを開催しました。今回のGRIPSフォーラムでは、西村 淸彦氏(東京大学大学院経済学研究科教授、GRIPS教授、日本銀行前副総裁)に「世界を揺るがす三つの地殻変動~変化の尖兵としての日本~」についてお話頂きました。
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概要:
3つの「地殻」変動が世界経済を揺るがせている。まず、資産バブルの持続的な崩壊、不況、そしてそれに続く金融危機。次に、世界中に広がる「雇用に優しくない」情報通信技術の進歩。最後に、人口構成が変化し、若年者層の人口増加に支えられる恵みの時代から、高齢化による重荷の時代に移行しているという事実。こういった変化がどの国よりも早く現れているのが日本である。今後、世界の多くの経済も同じ道をたどることになるだろう。
この講演では、こうした地殻変動に対する政策の持つ意味や予想される影響について取り上げる。
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講演者: 西村 淸彦氏 (東京大学大学院経済学研究科教授、GRIPS教授、日本銀行前副総裁)
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東京大学大学院経済学研究科教授および政策研究大学院大学教授。世界経済および中央銀行にとって歴史上最大規模の混乱期でもあった、2008年から2013年までの5年間、日本銀行副総裁を務める。西村氏は、マクロプルーデンス政策の論議、特に資産バブルと金融危機に対する人口統計学的要因の決定的重要性の指摘に大きな影響を与え、人口統計学および経済政策に関する研究や発言は広く引用され、世界中の政策立案者にこの問題の緊急性を認識させる一助となっている。
学位:東京大学学士号(1975年)および修士号(1977年)
イェール大学博士号(1982年)
開催日時 | 2016.7.25 16:40~18:10 |
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講演者 | 西村 淸彦氏(東京大学大学院経済学研究科教授、GRIPS教授、日本銀行前副総裁) |
演 題 | 世界を揺るがす三つの地殻変動~変化の尖兵としての日本~ |
会 場 | 政策研究大学院大学 1階 想海樓ホール |
参加費 | 無料(事前申込必要) |
言 語 | 英語(日本語同時通訳付き) |