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プログラム概要
安全保障?防衛に関する政策立案?実施を高い専門性をもって担当することのできる実務者を養成する。
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- プログラムディレクター:岩間陽子 教授
- 副ディレクター:竹中治堅 教授
- 学位:修士(政策研究)/ Master of Policy Studies
- 授業で使う言語:日本語 / 英語
- 修了までの標準的な年数:1年
- 入学時期:10月
- 修了時期:9月
- 募集要項はこちらをご覧ください
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本プログラムは本学と防衛省防衛研究所との連携プログラムであり、安全保障?防衛政策に携わる日本及び各国の幹部級実務者に対し、より高度な政策立案?実施能力、情報収集?分析および発信能力、関係諸国との対話能力などを獲得するために必要な教育を実施するとともに、政策研究のための場を提供することを目的としています。
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学生は、本学と防衛研究所において必修及び選択必修の各科目を履修します。必修科目としては、国際安全保障論、戦略理論、法と安全保障、経済と安全保障、各地域における安全保障問題など、安全保障に関する基礎的な知識から実務に活用できる科目や、戦争史原論や近代日本の軍事史など、長期的な視点から安全保障?防衛政策を考えるために必要な科目まで、広範に設定しています。
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また、選択必修科目としては、米国、中国、朝鮮半島、東南アジア、南アジア、中東などについて地域別に安全保障問題を考察するための科目とともに、国際政治学概論、日本の外交政策、政軍関係概論、宇宙と安全保障、宇宙開発利用特論(技術と動向)、防衛産業?技術開発概論、テロ対策の諸問題、日米同盟の歴史などの分野別の科目をそれぞれ学生の関心に応じて履修することができます。さらには、東アジアの歴史認識をめぐる諸問題など、安全保障政策に影響を与える課題に関する科目も開講されます。
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さらに本プログラムでは、講義等で学んだことを実際の政策に結びつけるための手段として、政策シミュレーションを取り入れています。学生は、政策決定過程に関する講義を受けた後、各種のシナリオに基づいて安全保障?防衛政策のあり方を研究?討議するとともに、政府機関等の対応や関係諸国との調整、各種法制の適用などについて演習を行います。
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最後に、修士論文にあたるポリシーペーパーについては、入学後なるべく早い時期にテーマと指導教員を決定し、修了までの1年間で執筆します。論文執筆にあたっては、各学生につき、本学と防衛研究所から1名ずつ、計2名の教員が指導します。
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対象となる学生
各国の外交?防衛?安全保障等に関する行政機関の幹部職員であり、当該業務について5年以上の実務経験を有する者。
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修了後の進路?就職先
本プログラムの修了生は、政府機関等において防衛?安全保障政策を司るリーダーとして中核的な役割を果たし、あるいは在外公館等で国際業務を担うことが期待されています。
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