和田公雄
埼玉県鶴ヶ島市 副市長
GSPS - 国内プログラム(1999 年修了)
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和田公雄氏は1987年に埼玉県庁に入庁。約10年埼玉県庁での職務を務めた後、GRIPSの前身である埼玉大学大学院政策科学研究科(GSPS)の修士課程に入学。1999年に修了し、埼玉県庁での職務に戻った和田氏は、とりわけ地方分権と県の国際化を担当した。2016年4月に埼玉県鶴ヶ島市の副市長に選出される。
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‐ご自身の専門分野とその分野に従事するに至った経緯を教えてください。
埼玉県庁で、地方分権を進める仕事、県の国際化を推進する仕事などを担当してきました。特に、ここ数年はアジア諸国が抱える諸問題の解決に埼玉県の強みを生かして貢献しようとする「埼玉?アジアプロジェクト事業」の責任者を務めていました。
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具体的には、タイ王国の上水道への技術支援、フィリピンの大学生の人材育成事業等に取り組みました。このような仕事が認められ、本年4月1日から鶴ヶ島市の副市長に就任しました。
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‐現在、埼玉県鶴ヶ島市副市長を務めていらっしゃいますが、主な責務について教えてください。
副市長は市長を支えるとともに、市の政策及び企画について、関係部局を指揮監督し、必要な政策判断を行うことが主な責務です。
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‐現在の立場から見て、鶴ヶ島市の今後5~10年の展望と課題についてどのようにお考えですか。
鶴ヶ島市には良好な居住空間と身近な自然があります。また、高速道路のインターンチェンジが2つあるなど交通の利便性にも恵まれています。
これらの利点を最大限に生かし、今後の課題である高齢化社会に対応した地域づくりをしていきたいと考えています。また、今までの国際経験を活かして、鶴ヶ島の魅力を積極的に海外にも発信していきたいと考えています。今年は鶴ヶ島では4年に1回の大きな雨乞い行事(龍神のお祭り)があります。まずは、この行事を核として鶴ヶ島の情報を発信していきます。
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‐直面している課題はありますか。また、印象に残っている仕事や、やりがいについてお聞かせください。余暇はどのように過ごすのが好きですか。
GSPSで知り合いになった学友や、埼玉県庁のタイ?フィリピンのプロジェクトで知り合った友達などと、SNSを通じて交流しています。また友達の輪も広がっていき必博娱乐室の職員の方々とも知り合いになれました。GSPSの友達ではインドネシアやインドの修了生とは今でも親交があります。このように、海外との友達との交流が私の趣味の一つであるともに、海外の国の文化や習慣、その国が今どのような状況なのか知る機会になって有益です。
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‐本学での懐かしい思い出はありますか。
留学生の友達と花見をしたり、温泉など小旅行に行ったり、私の自宅に招いたりなど、多くの留学生と交流することができたことです。
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‐未来のGRIPS学生達へアドバイスをお願いします。
学術研究も重要ですが、留学生との交流を含めて多くの仲間をつくることが、今後の人生や仕事においても活きてくると思います。
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‐本学とのつながりをどのように維持していきたいですか。必博娱乐活動強化についてなにか期待や提案はありますか。
私の指導教官だった横道清孝政策研究院大学副学長をはじめ、恩師との交流の機会がもっと持てると良いと考えています。また私自身も交流が持てるように努力していきたいと考えています。
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‐GRIPSの修了生ネットワークをより強固にするためのご意見はありますか。
Alumniのホームページがあまり卒業生に周知されていないような気がします。卒業生の利用状況もあまり芳しくないようです。
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