必博娱乐

ニュース?イベント

ニュース?イベント

イベント案内

2024.12.16(月) 開催

GRIPSフォーラム『薬剤耐性問題: スローパンデミック、世界の行動喚起---ここ10年の政策進展、そして今後の方向性』を開催しました

2024年12月16日(月)にGRIPSフォーラムを開催致しました。今回のGRIPSフォーラムでは、塩崎 恭久 氏 (元厚生労働大臣)をお招きし、『薬剤耐性問題: スローパンデミック、世界の行動喚起---ここ10年の政策進展、そして今後の方向性』という演題でご講演いただきました。

20241216 Mr. Yasuhisa Shiozaki.png


概要:

薬剤耐性問題(AMR)は「スロー?パンデミック」とも呼ばれ、世界で年間127万人の死亡を引き起こす深刻な公衆衛生の脅威です。しかし、AMRは急性の健康危機と比較して、誤認識やデータ不足等によって緊急性が低いと認識されがちです。低所得地域での影響が大きい一方、製薬業界では開発コストが高く、利益の少ない抗生物質の開発は投資が不足により進んでいません。また、AMR対策には人間?動物?環境の健康を同時に達成するという、医学以外の分野との協力、「ワンヘルスアプローチ」の達成などが必要です。2024年9月の国連総会でAMRに関する「政治宣言」が採択されました。本講演では、過去10年の軌跡、喫緊の課題である新しい抗生物質、人材育成の枯渇、国際協力、AMRエコシステムの確立、そして2024年「政治宣言」中心に、将来への対策を論じます。

講演者: 塩崎 恭久 氏 (元厚生労働大臣)
Mr. Yasuhisa Shiozaki.jpg

講演者略歴:
東京大学教養学部教養学科卒、ハーバード大学行政学大学院行政学修士。
日本銀行勤務の後、衆議院8期、参議院1期務める。
大蔵政務次官、外務副大臣、内閣官房長官?拉致問題担当大臣、厚生労働大臣などを歴任。
現在は、ゲノム医療推進研究会主宰。
一般財団法人勁草日本イニシアティブ 代表理事、
特定非営利活動法人 子どもリエゾンえひめ アドヴァイザー、
CEPI 国際親善大使(Global Goodwill Ambassador)、
薬剤耐性問題に関する Global Leaders Group メンバー、
(公益財団法人)日本感染症医薬品協会 「βラクタム抗菌薬原薬国産化委員会」委員長、他。

GRIPSフォーラムとは:
政策研究大学院大学(GRIPS)は1997年の建学以来、重要な政策課題についての研究?教育を進めてきております。GRIPSフォーラムは、本学がもつ国内外のネットワークを活用し、政府、自治体、学界、産業界などから専門家を招いて多様な課題について議論することを通じ、政策研究の発展や政策コミュニティの形成に寄与することを目的としています。

開催日時2024年12月16日(月)16:40~18:10(日本時間)
講演者塩崎 恭久 氏 (元厚生労働大臣)
演 題

『薬剤耐性問題: スローパンデミック、世界の行動喚起---ここ10年の政策進展、そして今後の方向性』

会 場オンライン開催 (Zoom Webinar)
参加費無料(事前申込必要)
言 語英語

〒106-8677 必博娱乐

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010