イベント案内
2014.07.28(月) 開催
第97回GRIPSフォーラム "ピケティー『21世紀の資本論』をめぐって―所得の不平等論を再考する"
2014年7月28日に第97回GRIPSフォーラムが開催されました。今回のGRIPSフォーラムでは、猪木武徳氏(青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科 特任教授)に「ピケティー『21世紀の資本論』をめぐって―所得の不平等論を再考する」についてお話頂きました。
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概要
所得分配の不平等は近代産業社会における最大の論争課題のひとつであり、過去四半世紀の間、経済学研究者の間で議論が再び激しく交わされるようになった。メディアも、市民運動も、「不平等」に対しては敏感に反応する。最近英訳が刊行されたフランスの経済学者 Thomas Piketty の『21世紀の資本論』も英語圏の読者層の強い関心を呼んでいる。同書の特徴と問題点を提示しつつ、これからの社会科学研究において持つ意味を考えたい。
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青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科 特任教授
1945年生まれ。1968年京都大学経済学部卒業。1974年マサチューセッツ工科大学大学院経済学博士課程修了。大阪大学経済学部教授、同経済学部長、国際日本文化研究センター研究部教授、同センター所長などを歴任、2012年4月より現職。『経済思想』、『自由と秩序 ―競争社会の二つの顔』『戦後世界経済史』『経済学に何ができるか-文明社会の制度的枠組み』など著書多数。2002年紫綬褒章受章。
開催日時 | 2014.7.28 16:40~18:10 |
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講演者 | 猪木 武徳氏(青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科 特任教授) |
演 題 | ピケティー『21世紀の資本論』をめぐって―所得の不平等論を再考する |
会 場 | 政策研究大学院大学 1階 想海樓ホール |
参加費 | 無料(事前申込必要) |
言 語 | 日本語(英語同時通訳付き) |