• 概要

ア メリカにおいて、1980年代の高速道路の落橋を契機として、「崩壊するアメリカ」という書物が出版され、政策対応がなされてきたが、いまだに毎年落橋事 故が続いている。我が国でもインフラの老朽化問題への取り組みがなされてきており、笹子トンネル事故を契機に、新たな政策展開がなされている。本講演で は、アメリカの状況から学ぶべきこと、技術面、制度面で必要な政策について論じる。

• ?Review

2014 年1月6日に、第88回GRIPSフォーラムが開催されました。今回のGRIPSフォーラムでは、本学の特別教授、森地茂氏に『インフラの老朽化対策の課 題』というテーマでインフラ老朽化と対策の現状や課題、1980年代にアメリカで起きたインフラ老朽化問題から日本が学ぶべきこと、維持管理の為の会計制 度の改善などについて分かりやすくお話し頂きました。