政策研究大学院大学（GRIPS）政策研究院は、インドネシアにおける主要なシンクタンクであるインドネシア外交政策コミュニティ（FPCI）と共催し、「FPCI-GRIPS公開フォーラム」を実施しております。　このフォーラムは、専門家、政策実務者が、国際問題や外交政策における最も差し迫った課題に関して、東南アジアや日本の研究者、学生と議論するための公開ウェビナーです。

　2023年度第2回目の公開フォーラムでは「インド太平洋の経済枠組み：RCEP、CPTPP、IPEFはいかにして地域の強靭性を育むか」というテーマのもと、インド太平洋地域におけるRCEP、CPTPP、IPEFのような既存の経済的枠組みがどのように地域の強靭性を強化しうるか、同地域におけるルールに基づく国際貿易秩序を守るための既存の取り組みとは何か、また、既存の地域機関、ASEAN、QUADのような戦略的少数国グループが経済的強靭性の構築にどのような貢献をしているかについて議論します。

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　日本、インドネシア、ベトナムから専門家をお招きし、現状の問題点と今後の展望について議論を行います。皆様奮ってご参加ください。

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イベントのフライヤーはこちら をご覧ください。

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〇日 時：2023年10月12日（木）16:00～17:30（日本時間）

〇形式：Zoomウェビナー（無料）

〇言語：英語（通訳なし）

〇テーマ： "Indo-Pacific's Economic Framework: How RCEP, CPTPP, and IPEF Foster Regional ???????????????????Resilience"

???????????????????インド太平洋の経済枠組み：RCEP、CPTPP、IPEFはいかにして地域の強靭性を育むか」

〇主な論点

１．RCEP、CPTPP、IPEFが設立され、ロシアによるウクライナ侵攻や米中の戦略的競争による地政学的混乱がある中、メガFTAは地域経済の強靭性を保護したり、地政学的混乱の影響を軽減したりすることができているのだろうか？

２．経済の強磁性は、サプライチェーンの強靭性とも関連している。中国はサプライチェーンの世界的なハブであるが、中国経済の減速が見られる。一方、マイクロチップのような戦略的技術のデカップリングは、最近のアメリカ大統領令で、アメリカの中国におけるマイクロチップ産業への投資を禁止することで始まっているが、この動きについてどう考えるか？

３．ASEANのような地域組織とそのメカニズムが、地域経済の強靭性の構築に果たす役割をどのように考えるか？また、ASEANのような地域組織は、QUADのような既存の戦略的少数国グループとどのように協力することができるか？

４．メガFTAは、気候変動、グリーンエネルギー、技術進歩といった現代的な課題に直面する際に、この地域をどこまで支援できるか？

５．既存の経済的枠組みやイニシアティブは、どのようにすればこの地域の開発ギャップを埋め、取り残される国をなくすことができるのだろうか？

６．今後数年間、経済的強靭性を構築する上で、この地域が予測しなければならない最大の問題は何か？

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〇ウェビナーの視聴方法

以下のURLにアクセスし事前登録をお願い致します。

https://www.eventbrite.com/e/fpci-grips-virtual-public-forum-tickets-731682801957?aff=oddtdtcreator

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〇スピーカー

1.Dr. Ir. Kasan, Head of the Trade Policy Agency, Indonesian Ministry of Trade インドネシア

2.木村福成 慶応義塾大学経済学部教授、東アジア?アセアン経済研究センター（ERIA）チーフエコノミスト

3.Dr. Vo Tri Thanh, Chair for the Vietnamese Committee at Pacific Economic Cooperation Council (PECC) and Senior Expert of the Central Institute for Economic Management (CIEM)ベトナム

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〇モデレーター

Nida Nidyarti Rubini, FPCI Indonesian Women in Foreign Policy Fellow

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〇プログラム

16:00～16:05　歓迎挨拶 Dr. Dino Patti Djalal インドネシア外交政策コミュニティ（FPCI）会長

16:05～16:10　冒頭挨拶　篠田邦彦　政策研究大学院大学教授、政策研究院参与

16:10～16:45　スピーカー?モデレーターによるディスカッション

16:45～17:25　質疑応答

17:25～17:30　閉会

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ウェビナーについての不明点?ご質問に関しては、FPCI またはGRIPS政策研究院事務局（grips-a.webinargrips.ac.jp）までご連絡願います。

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