イベント案内
2022.09.28(水) 開催
COP27に向けた気候外交
政策研究大学院大学(GRIPS)政策研究院は、インドネシアにおける主要なシンクタンクであるインドネシア外交政策コミュニティ(FPCI)と共催し、「FPCI-GRIPS公開フォーラム」を実施しております。 このフォーラムは、専門家、政策実務者が、国際問題や外交政策における最も差し迫った課題に関して、東南アジアや日本の研究者、学生と議論するための月例ウェビナーです。
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第3回目の公開フォーラムでは「COP27に向けた気候外交」を取り上げます。
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気候外交は、地球の気温上昇を1.5度以下に抑えるための世界的な取り組みに焦点を当てています。この気候危機に対処するためには、多国間の並外れた対応策と、揺るぎない世界的なコミットメントが必要です。最近発表された 「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第6次評価報告書によると、1.5度以下に抑制するためには、2025年までに世界の二酸化炭素排出量を43%削減する必要があります。
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2022年11月にエジプトで開催されるCOP27では、すべてのステークホルダーが気候変動に関するコミットメントを発表する予定であり、コミットメントの内容はより野心的になることが見込まれます。COP27の優先課題と達成可能な目標とは何でしょうか。日本とASEANの専門家?研究者を招いて、この注目の問題について議論を行います。
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どうぞ皆様奮ってご参加ください。
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〇日 時:2022年9月28日(水)16:00~17:30(日本時間)
〇形式:Zoomウェビナー(無料)
〇言語:英語(日本語への同時通訳あり)
〇テーマ: "Climate Change; Assessing the Climate Diplomacy in the Run Up to COP-27"
「気候変動:COP27に向けた気候変動外交の評価」
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〇主な議論点
1. 現在の地政学的な対立は、1.5度抑制という目標達成に向けた世界的な気候変動対策の進展と今後の動向にどのような影響を与えるのか?
2. グラスゴーのCOP26で示された適応、緩和、資金調達の分野での野心的な取組について、成功裏に実行できたか?
3. COP27に際して
a. COP27に期待することは
b. より真剣な気候変動への取り組みが必要であることを、各国がどのように認識すればよいか。
c. 本年度最も難しい課題は何か。
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〇スピーカー
1.大林ミカ 公益財団法人自然エネルギー財団 事業局長
2. Adhityani Putri - Founder and Executive Director, Yayasan Indonesia Cerah
3. Arief Wijaya - Program Director, World Resources Institute (WRI) Indonesia
4. Dayu Nirma Amurwanti- Climate and Forest Policy Advisor for the Royal Norwegian Embassy
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〇モデレーター
Rebekka Angelyn, Executive of Yayasan Rumah Energi(YRE)
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〇ウェビナーの視聴方法(要?事前登録)
以下のURLにアクセスし事前登録をお願い致します。
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〇プログラム(日本時間)
16:00~16:05 歓迎挨拶 Dr. Dino Patti Djalal, FPCI創設者、会長
16:05~16:10 冒頭挨拶 飯村豊 政策研究大学院大学政策研究院シニアフェロー
16:10~17:00 スピーカー?モデレーターによるディスカッション
17:00~17:25 質疑応答
17:25~17:30 閉会
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ウェビナーについての不明点?ご質問に関しては、
GRIPS政策研究院事務局(grips-a.webinar@@outlook.jp)までご連絡願います。
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開催日時 | 2022.9.28/16:00~2022.9.28/17:30 |
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演 題 | COP27に向けた気候外交 |
会 場 | オンライン |
参加費 | 無料 |
言 語 | 英語(日本語への同時通訳有) |
動 画 | https://youtu.be/cB_eAqcz1oE?si=dCWFkw4Mn2RNfhw5 |