イベント案内
2021.11.01(月) 開催
GRIPSフォーラム 『バイデン政権と人権問題』を開催しました
2021年11月1日(月)にGRIPSフォーラムを開催致しました。今回のGRIPSフォーラムでは、三牧 聖子 氏(高崎経済大学経済学部国際学科 准教授)をお招きし、「バイデン政権と人権問題」という演題でご講演いただきました。
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概要:
昨年の就任以来、ジョー?バイデン大統領は、民主主義と人権を外交の基軸にすると繰り返し表明し、中国政府が新疆ウイグル自治区で人権侵害を行っていると厳しく批判してきた。しかしアメリカが掲げる人権は、自国の政策にも跳ね返る。イランやベネズエラに対し、アメリカが行使してきた経済?金融制裁は市民生活にも不可避の影響を与え、その無差別性や非人道性への国際的な批判が高まっている。8月末、バイデン政権が性急にアフガニスタンから米軍を撤退させたことについても、アフガン女性や宗教的マイノリティを見捨てたという失望と怒りが広がっている。本講演では、アメリカ、そして世界が直面している人権上の課題や、アメリカの人権外交の未来を考えたい。
講演者:三牧 聖子 氏(高崎経済大学経済学部国際学科 准教授)
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講演者略歴
高崎経済大学経済学部国際学科准教授。東京大学教養学部卒、同大大学院総合文化研究科で博士号取得。早稲田大学助手、米国ハーバード大学、ジョンズホプキンズ大学研究員、関西外国語大学助教等を経て2017年より現職。著書に『戦争違法化運動の時代─「危機の20年」のアメリカ国際関係思想』(名古屋大学出版会、2014年、アメリカ学会清水博賞)、近著に"Law Against Empire, or Law for Empire? - American Imagination and the International Legal Order in the Twentieth Century," The Journal of Imperial and Commonwealth History (2021).
開催日時 | 2021.11.1 16:40~18:10(日本時間) |
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講演者 | 三牧 聖子氏 (高崎経済大学経済学部国際学科 准教授) |
演 題 | バイデン政権と人権問題 |
会 場 | オンライン開催 (Zoom Webinar) |
参加費 | 無料(事前申込必要) |
言 語 | 英語 |